入社のきっかけ

就職活動中に複数の企業の選考を経て、地域に貢献できる仕事に携わりたいという想いが芽生えました。その中で安部日鋼工業に応募したのは、会社の良い雰囲気や本拠地制度に惹かれたからです。特に、東北での勤務が可能な点は私にとって大きな決め手でした。東北地方の大学に通っていたこともあり、このエリアで働きたいという希望がありました。

現在の業務内容

私は宮城県や山形県、北海道を含む東北エリアの営業活動に従事しています。市役所やコンサルティング業者への訪問や資料・見積もりの作成、橋梁と水道の案件を中心に積算業務が主な業務です。様々なプロジェクトに関わりながら、地域の発展に貢献できることにやりがいを感じています。 営業会議ではチーム全体で連携し、プロジェクトの進捗や課題について協力しながら業務を進めています。

印象に残っている施工現場

仙台市水道局から発注いただいた「青野木配水所耐震補強工事」が、私にとって忘れられない施工現場です。この案件は、入社2年目で初めて自分で積算し、その成果として受注につながったものでした。新設工事ではなく、すでにあるものを補強する工事だったため、既存施設の構造や補強の必要性を理解するのに相当な苦労がありました。そのタンクは平成3年に建造されたことから、古い構造を理解することと、それに対する補強の手法を習得することが必要でした。
しかし積算から受注までのプロセスを通して、自分の計画と実績が結びつく瞬間は非常に感動的で、この経験を通じて、技術だけでなく計画立案やプロジェクトマネジメントの重要性も学ぶことができたと思います。

入社後、自身で成長したと感じるところ

まず、普段から考えて行動することが当たり前になりました。特に営業活動では、相手のニーズや状況を迅速に把握し、柔軟に対応することが求められます。そのため、日常生活でも計画的に物事を進め、先回りして行動することが身につきました。

また、営業活動において話の引き出しが増えたことも成長の一環です。初対面のお客様とも、水道関連のプロジェクトや橋梁の建設に関する幅広い話題でコミュニケーションがとれるようになったことで、スムーズな進行が可能になりました。

さらには初めての経験である水道関連のプロジェクトに関り、新たなやりがいを覚られたことも挙げられます。特にタンクのプロジェクトは、営業活動が直接影響するケースが多く、自身の責任感が一層強くなりました。
様々な経験により営業活動の幅を広げるためには、単なる専門的な知識だけでなく、雑学や幅広い分野に興味を持つことも大切だと再認識し、業務に臨んでいます。

業務を通じて得られた知識や経験

業務を通じて、橋梁や水道タンクの構造に関する深い知識を得ることができ、橋梁や水道の積算も行えるようになりました。

また自然災害が発生した際には、被害状況の確認のために現場に急行することがあるため、長時間の運転や狭い道路での運転にも慣れ、柔軟かつ効果的な行動ができるようになりました。 万が一、水道タンクなどで被害が生じた場合、周辺住民の方々が水を使用できなくなる不安があります。これに対処するためには、被災地へ素早く赴き、的確な復旧作業が必要です。
現場での経験を通じ、被災地の水道システムを迅速に復旧させ、地域の安心感を確保することに寄与できるようになりました。同時に、地域の皆様の安全と快適な生活を守るために必要なスキルと責任感を養うことができました。これからも社会に対して貢献できるよう成長しています。

今後挑戦したいこと

現場経験を積んで、一級土木施工管理技士や難易度が高いコンクリート診断士の資格取得に挑戦したいです。これらの資格はお客様の信頼を得るために不可欠であり、実務経験がなければ取得できないものの、10年以内には必ず達成したいという目標を掲げて取り組んでいます。挑戦を通じて専門的なスキルを身につけ、お客様により良いサービスを提供できるよう成長していきたいです。

安部日鋼工業の好きなところ

求職者へメッセージ

風通しの良い社内で、自分のスキルアップにも力を入れることができるところが魅力です。営業職は自身で計画を立てることもできるため、やりがいも自ら創り出せます。一緒に成長しましょう！