土木学会技術功労賞を受賞しました。
平成27年度土木学会総会(平成27年6月12日)において、古川取締役工事本部長兼技術工務本部長が技術功労賞(施工・検査)を受賞されましたので報告致します。 |
【技術功労賞とは】 |
『長年にわたりひと目につきにくい』業務に従事し、地道な実務の積み重ねを通じて土木工学の進歩発展に功労のあった者に授与する。 |
受賞候補は個人とし、土木学会会員の資格の有無を問わない。(1)教育・研究・啓発(2)調査・計画(3)設計・監理(4)用地・補償(5)施工・検査(6)管理・運用・防災・保全の6つの分野の方々を受賞対象としている。 |
【表彰理由】 |
昭和52年に安部工業所に入社以来、38年間の長きにわたりプレストレスト・コンクリート工事にたずさわり、特に道路橋は近畿・中国・四国地方において約60橋の工事に従事しました。手がけた工事の失敗事例等を基に技術継承の社内研修会を開き、若手技術者の育成を図っています。 |
平成3年度から約8年間、阪神高速道路公団が設立したPC構造物耐久性委員会のWG委員として活動し、PC構造物の補修・補強方法の設計基準等の整備に貢献されました。阪神大震災の時には、自社が施工したPC構造物の震害調査の調査リーダーとして、特に約200池のPCタンクについて地震被害がなかったことを確認・報告しました。東日本大震災時においても、震害調査のチームリーダーとして、自社が施工したPC構造物の震害調査を行い、約350池のPCタンクについて地震被害がなかったことを確認、報告する等、復興支援に献身的に貢献しました。 |
さらに、平成13年から約5年間、プレストレスト・コンクリート建設業協会本部施工部会委員として活動し、施工計画書の手引き、施工マニュアル等の改訂作業への参画、講習会の講師を担当する等、PC技術の普及に貢献しています。 |
以上により、技術功労賞の趣旨に合致することから、これを表彰することとします。 |
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受賞記念碑
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受賞記念賞状
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